【漢方薬剤師が解説】熱感頭痛に効果的な漢方薬ヘッドスパ

ヘッドスパの効果は、髪質改善や頭皮ケアだけだと思っていませんか?漢方薬ヘッドスパは、髪や頭皮のお悩みだけでなく、健康に関するお悩みを解決するヘッドスパです。漢方薬やメディカルアロマを使用し、多岐にわたる健康トラブルを解決に導きます。

今回のテーマは「熱感頭痛」です。寒さ、暑さ、湿度、疲労、血液、水分、肝・腎の不調など、様々な要因によって頭痛は引き起こされますが、熱感頭痛は外気温が高いことによって生じる頭痛です。

私は漢方薬剤師であり、美容師としても銀座で20年間活動してきました。その間、健康に関するご相談を数多くいただき、漢方薬ヘッドスパを用いて解決してきました。

身体のお悩みに幅広く対応できる漢方薬ヘッドスパですが、今回は、外気温が高いことによって生じる熱感頭痛への効果を説明いたします。

この記事により、熱感頭痛の要因や特徴の他、熱感頭痛に対する漢方薬ヘッドスパのきめ細やかな対処法をご理解いただけると思います。

目次

ヘッドスパとは「水を使った頭の健康法」

「ヘッドスパ」は、英語の「head」(頭)と「spa」(スパ)を組み合わせた言葉です。「スパ」という言葉は、元々はラテン語の「sanus per aquam」から来ており、「水による健康」を意味しています。

これは、古代ローマ時代において、温泉や湯治場が人々の健康維持に役立つことが広く認知されていたことに由来します。

つまり、ヘッドスパとは「水を使った頭の健康法」ということになり、水(お湯)はヘッドスパを行う際には欠くことのできない大切なものであるといえます。

頭皮の役割と重要性

頭皮は私たちの頭を紫外線や外部からのダメージから守るバリアであり、髪の成長や健康に不可欠な組織です。皮脂や汗腺の働きは頭皮を潤し、感覚神経は外部の刺激に対応します。

血液循環を通じて栄養が供給され、免疫機能が頭皮を守ります。頭皮の健康は髪だけでなく、全身の美容や健康にも影響を与える重要な組織です。

漢方薬ヘッドスパは自然治癒力を高めるヘッドスパ

漢方薬ヘッドスパは、漢方薬とメディカルアロマを使用するヘッドスパです。漢方薬剤師がお話を伺い、お悩みの症状に合わせた漢方薬と精油を選んでヘッドスパを行います。漢方薬ヘッドスパのコンセプトは、自然治癒力を高めて体調不良を改善することです。

 ノーリンスで軽やかな髪に!

髪に対しても「自然治癒力を高める」というコンセプトは同じで、髪が持っている本来の力を引き出すことにより、リンスやトリートメント類を一切使用せず、サラッと軽い仕上がりを実現します。髪の表面に付着させるものとは違い、高い効果が持続します。

頭部を守る頭皮の役割

頭皮は表皮層と皮脂の働きを組み合わせ、頭部を外傷や紫外線からのダメージを防ぐ重要な役割を果たしています。

表皮層は頭皮を覆い、外部刺激を物理的に防御します。また、皮脂は水分を保持し、紫外線や有害物質から頭皮を保護します。この表皮層と皮脂の連携により、頭皮は頭部を安全に保ち、健康を維持しています。

 漢方薬はオーダーメイド治療

漢方薬は、いくつかの生薬を組み合わせて作られる薬です。例えば、「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」という漢方薬は、茯苓(ぶくりょう)、蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ)、桂皮(けいひ)、甘草(かんぞう)といった4つの生薬からできています。

それぞれの生薬には役割があり、お互いの特徴を活かしながら効果を高め合う構成になっています。漢方薬の目的は、体全体のバランスを整え、身体が元々持っている「自然治癒力」を高めて体調不良を改善することです。

そのためには、一人ひとりの体質や体調に合わせて処方する必要があります。これが「漢方薬はオーダーメイド治療」と言われる由縁です。

POINT

漢方薬ヘッドスパでは、漢方薬剤師がお客さま一人ひとりの悩みに応じて適切な漢方薬を選定いたします。

頭皮を守る表皮の構造

表皮は頭皮の最も外側に位置し、角質細胞から構成されています。表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層から成り、頭皮を形成しています。

基底層では細胞分裂によって新しい細胞が生成され、上層に向かって移動します。このプロセスにより、古い細胞が剥がれ落ち、頭皮の健康が維持されています。

 薬学的観点から効果的なメディカルアロマを活用

アロマテラピーは、芳香を意味する「アロマ(aroma)」と療法を意味する「テラピー(therapy)」を組み合わせた言葉です。フランスやベルギーでは、代替・補完医療としてメディカルアロマが積極的に利用されています。

POINT

漢方薬ヘッドスパでは、薬学的観点から精油の本質を捉え、漢方薬剤師が効果的にメディカルアロマを活用いたします。

髪の成長をコントロールする頭皮の毛包

頭皮に広がる毛包は、髪の成長をサポートする重要な役割を担っています。毛包は頭皮の内側で毛根を包んでいる皮膚組織で、毛包下部の毛母細胞によって新しい髪が生み出されます。

頭皮の毛包は髪の生長周期をコントロールし、成熟した髪が頭皮表面に押し上げられます。頭皮の毛包は、髪の健康と密接な関係にあります。

外気温が高いことによって生じる熱感頭痛

熱感頭痛は、外気温が高いことによって生じる頭痛です。熱は身体の上部に影響を与える性質があるため、熱感をともなった頭痛が起きます。頭痛とともに発熱、喉(のど)の痛み、口の渇き、咳などの症状が現れるのが熱感頭痛の特徴です。

頭皮の潤いを司る皮脂腺の奥深い役割

頭皮には皮脂腺が均等に分布しています。皮脂腺は、皮脂を生成して髪や頭皮を潤し、保湿する役割を担っています。

皮脂は、水分を保持して乾燥や外部刺激から頭皮を守ります。頭皮の健康維持には、適切な量の皮脂が分泌されることが大切で、過剰な分泌や不足は頭皮トラブルの原因となることがあります。

熱感頭痛の症状

熱感頭痛では、次のような症状が現れます。

【頭痛】

外敵から身を守る体表の防御が外部の熱気に負けて、外部から侵入した熱が身体の上部へ駆け上がり、目、鼻、口、耳に栄養を運ぶ気の動きを乱すことによって、頭が熱くなり、脹った感じの痛みを生じます。

【発熱・口の渇き・喉の痛み・赤ら顔・目の充血】

熱によって体内の水分が消耗され、発熱・口の渇き・喉の痛み・赤ら顔・目の充血といった症状が現れます。

温度調節と潤い維持:頭皮の重要な役割を果たす汗腺

頭皮の汗腺は体温調節において重要な役割を果たしています。汗を分泌し、蒸発することで体温を調整し、過剰な熱を冷まします。この過程は頭皮の水分バランスを保ち、健康維持に役立ちます。さらに、適切な水分の補給は頭皮と髪の潤いを維持し、外部からの乾燥や環境の影響から頭皮を守ります。

漢方薬ヘッドスパの効果

基本的に、漢方薬は複数の生薬から成り立っていますが、生薬には似たような働きをするものがあります。ここでは、漢方薬ヘッドスパで使用する類似生薬グループを便宜的にヘッドスパA、ヘッドスパB、ヘッドスパC、・・・と呼ぶことにします。

熱感頭痛への漢方薬ヘッドスパでは、次のような効果を持つ複数の生薬をバランスよく組み合わせることによって、単独で使用するよりも高い効果が得られるように配合いたします。

ヘッドスパAの効果

ヘッドスパAの主な効果は、次の3つに分けられます。
①体内の火照りや熱さを和らげる効果
②過剰な熱を冷まし、乱れた水分代謝を整える効果
③解熱性の血管収縮効果

①、②、③の順に効果を詳しく見ていくことにいたしましょう。

①体内の火照りや熱さを和らげる効果

ヘッドスパAは、体内の火照りや熱さを和らげる効果があることで知られています。特に、心臓、肺、肝臓などに作用し、過剰な熱エネルギーを抑え、上半身から下半身まで全身の熱症状に対処するために広く使用いたします。

ヘッドスパAには、消炎効果・抗菌効果・解熱効果・鎮静効果があります。

【効果例】

身体の奥で熱がこもり、水分代謝バランスが乱れ、気の動きが妨げられることによって、様々な臓器の機能に不調が生じたときの次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・高熱
・うわごと
・眠ることができずに何度も寝返りを打つ

栄養を運ぶ毛細血管網:頭皮の健康を支える重要なネットワーク

頭皮の毛細血管網は広範囲に配置され、髪と頭皮に酸素や栄養を供給します。これにより、細胞が必要な栄養を受け取り、老廃物が効率的に排出され、頭皮と髪の健康が維持されます。

毛細血管の広がりは頭皮の正常な機能の維持や髪の成長に不可欠で、血液循環を良い状態に保つことは頭皮トラブルの予防にも役立ちます。

ヘッドスパAには、肺、心臓、肝臓にこもった熱を冷ます効果、消炎効果・鎮静効果があります。

【効果例1】

肺に熱がこもったときの次の症状に対し、体内で停滞したことにより粘り気が出た水分を排泄する漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・咳
・黄色く粘り気のある痰が出る
・喉(のど)の痛み
・胸の痛み

【効果例2】

肝臓や胆のうが過剰な熱を帯びたときの次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・イライラ感
・怒りっぽい
・激しい頭痛
・耳鳴り
・突発性の難聴
・目の充血
・胸脇部が脹って苦しい
・口の中が苦く感じる

【効果例3】

心臓が過剰な熱を帯びたときの次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・焦躁感(物事が思い通りにいかずに、あせったりイライラする感情)
・不眠
・動悸
・口内炎

【効果例4】

肝臓が熱を帯びることによって現れる頭部を中心とした上半身の不快な状態で生じる次の症状に対し、体内で停滞したことにより粘り気が出た水分を排泄する漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・ふらつき
・めまい
・手のふるえ

頭皮の感覚神経:外部刺激と健康のバロメーター

頭皮には感覚神経が非常に多く存在し、外部からの刺激に対して敏感に反応します。頭皮の感覚神経は触覚や痛覚を感知し、かゆみや痛みといった信号を脳に送信します。これにより、頭皮は外部の異常や刺激に対して迅速かつ効果的に反応できるのです。

感覚神経は頭皮の健康を維持するためにも重要で、漢方薬ヘッドスパによる適度な刺激を受けることによって神経活動が促進され、頭皮の健康レベルが向上します。頭皮の感覚神経のバランスが崩れると、頭皮の異常やトラブルが生じる可能性があります。そのため、感覚神経の健康を保つことは髪や頭皮の健康に役立ちます。

②過剰な熱を冷まし、乱れた水分代謝を整える効果

ヘッドスパAには胆汁や尿の排泄を促進することによって、体内で生じる過剰な熱を冷まし、乱れた水分代謝を整える効果があります。さらに、尿量を増加することによって排尿痛を改善する効果もあります。

【効果例1】

肝臓や胆のうに熱がこもり、水分代謝バランスが乱れている時の次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・イライラ感
・怒りっぽい
・口の中が苦く感じる
・口の中に粘り気を感じる
・胸脇部が脹って苦しい
・胸脇痛
・吐き気

【効果例2】

消化器に熱がこもり、水分代謝バランスが乱れている時の次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・吐き気
・嘔吐
・いつも、お腹が張っている感じがする。
・下痢

【効果例3】

膀胱に熱がこもり、水分代謝バランスが乱れている時の次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・排尿痛
・排尿困難
・頻尿
・残尿感
・尿が濁っている

【効果例4】

身体に熱がこもり、水分代謝バランスが乱れることによって生じる痺れ(しびれ)があり、次の症状が現れている時には、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・関節痛
・発赤
・熱感
・むくみ

弾力と美しさを支える頭皮の秘密: コラーゲンの重要性

頭皮のコラーゲンは、頭皮の深層組織において重要な役割を果たしています。この結合組織は頭皮を支え、弾力性を与える役割を果たしています。コラーゲンの存在により、頭皮はシッカリと強化され、表面の肌や髪にハリと柔軟性をもたらします。

頭皮のコラーゲンが適切に保たれることによって、頭皮のたるみやしわの形成を抑制し、健康的な状態が維持されます。頭皮のコラーゲンの質や量が低下すると、頭皮や髪にトラブルが生じる可能性があります。したがって、頭皮のコラーゲンに対する適切なケアは頭皮と髪の健康を維持するための大切な要素といえます。

③解熱性の血管収縮効果

ヘッドスパAには消炎効果・解熱性の血管収縮効果があるため、炎症性の血管透過性の高まりによる出血を止める働きをします。

【効果例1】

血液に熱がこもり、次の症状が現れている時には、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・鮮紅色で勢いのある出血
・発疹
・皮下出血

【効果例2】

やや慢性化し、血液不足や水分不足を伴う時には、気、血液、水分などの身体で必要とされるものを補う漢方薬と身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

弾力と形状維持の秘密:頭皮におけるエラスチンの不可欠な役割

頭皮に存在するエラスチンは、組織の中で弾力性を提供する重要な成分です。コラーゲンとともに頭皮の強度と柔軟性を向上させ、皮膚組織の適切な形状を維持する役割を担っています。エラスチンは頭皮の線維組織に組み込まれ、頭部の動きや表情の変化に対応して柔軟に伸び縮みします。

エラスチンが適切に存在することは、頭皮の血行を促進し、頭皮の状態を良好に維持するための大切な要素です。頭皮ケアにおいて、エラスチンは健康な髪と頭皮を維持するための不可欠な存在です。

ヘッドスパBの効果

ヘッドスパBの主な効果は、次の2つに分けられます。
①熱による炎症の抑制効果
②熱による出血傾向を和らげる効果

①、②の順に効果を詳しく見ていくことにいたしましょう。

①熱による炎症の抑制効果

ヘッドスパBは、消炎効果・解熱効果・抗菌効果・鎮静効果・利尿効果を持ち、ジュクジュクと液体が浸み出てくるような炎症を抑制します。熱によって粘り気を帯びた水分が引き起こす炎症全般に用いますが、特に大腸・小腸・胆のうの不調に効果的です。

【効果例1】

・発熱
・胸苦しく感じる
・頭痛
・身体が重だるく感じる
・いつも、お腹が張っている感じがする。
・尿の色が濃い
・下痢

【効果例2】

・腹痛
・悪臭のある下痢
・便意はあっても便が出ない状態

【効果例3】

・排尿痛
・頻尿
・残尿感
・尿が濁っている

【効果例4】

肝臓や胆のうに熱がこもり、水分代謝バランスが乱れているときの次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・胸脇部の脹った痛み
・悪寒と熱感が交互にやってくる
・口の中が苦く感じる
・イライラ感
・怒りっぽい

【効果例5】

消化器に熱がこもり、水分代謝バランスが乱れているときの次の症状に対し、過剰な熱を排除し、粘り気のある水分を取り除く生薬をヘッドスパBに加え、漢方薬ヘッドスパを行います。

・吐き気
・嘔吐
・胸や腹が脹って苦しい
・口の中に粘り気を感じる
・口渇して水分を欲しない
・食欲不振
・下痢

血液の流れが紡ぐ美髪への道: 頭皮における血液循環の重要性

頭皮における健全な血液循環は、髪や頭皮を健康に保つために重要な役割を果たしています。血液は、酸素や栄養を運び、老廃物を排泄しています。血液循環が良好なときには、髪や頭皮に必要な栄養分が供給され、髪の成長や健康が促進されます。

また、酸素が充分に供給されることによって、細胞の新陳代謝は活発化し、頭皮の健康状態が維持されています。反対に、血液のめぐりが悪くなると髪の栄養不足を引き起こし、薄毛の原因になることがあります。漢方薬ヘッドスパは、血液のめぐりを向上させ、頭皮の健康を促進します。血液のめぐりを良くすることは頭皮トラブルの予防や改善にもつながり、髪や頭皮の美しさにも影響を与えます。

②熱による出血傾向を和らげる効果

ヘッドスパBには、体内の炎症を鎮め、過剰な熱を調整する効果があります。この効果によって、熱性疾患や高体温に伴う不快感を緩和するのに役立ちます。また、ヘッドスパBは清熱涼血の作用も持ち、体内の熱による出血傾向を和らげ、血液の温度を調節します。

ヘッドスパBには、消炎効果・鎮静効果があります。特に、肺に過剰な熱がこもったときに使用します。

【効果例1】

肺に過剰な熱がこもったときの次の症状に対し、体内で停滞したことにより粘り気が出た水分を排泄する漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・咳
・黄色く粘り気のある痰が出る
・喉(のど)の痛み
・胸の痛み

【効果例2】

肺に過剰な熱がこもったときの副鼻腔炎には、肺の機能を高め、意識をハッキリさせる生薬を含有する漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

【効果例3】

肝臓や胆のうが過剰な熱を帯びたときの次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・頭痛
・イライラ感
・怒りっぽい
・めまい感
・耳鳴り
・突発性の難聴
・胸脇部が脹って苦しい
・口の中が苦く感じる

【効果例4】

心臓と肝臓が共に過剰な熱を帯びたときの次の症状に対し、不安症状を落ち着かせる漢方薬や身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・イライラ感
・怒りっぽい
・不眠
・眠りが浅い
・動悸
・口内炎

頭皮の守護神:角質層の良好な厚さがもたらす健康と美しさ

頭皮の角質層は、多層の細胞から構成され、外部環境からの保護機能を担います。この層の厚さには個人差がありますが、適切な厚さが保たれることで頭皮は外部刺激から守られ、水分を保持しやすくなります。健康な角質層は頭皮のバリア機能を強化し、乾燥や刺激からのダメージを最小限に抑えます。

逆に、角質層が薄くなると頭皮が乾燥しやすくなり、外部刺激に過敏に反応することがあります。適切なケアや保湿によって、頭皮の角質層を健康に保つことが大切です。バリア機能の強化は頭皮の健康を促進し、髪の美しさにも好影響を与えます。

ヘッドスパBには、消炎効果・解熱効果・化膿の抑制効果などがあります。

【効果例】

高熱による次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・意識障害
・うわごと
・口渇
・皮膚化膿症の発赤
・疼痛
・化膿
・熱感

頭皮の秘めたる保湿源:皮脂生成のメカニズムとバランスの重要性

頭皮の皮脂生成は、皮脂腺による複雑なプロセスによって行われます。まず、皮脂腺が皮脂を生成するための細胞を活発に分裂させます。これらの細胞は次第に脂質を蓄積し、最終的には細胞が崩れて皮脂が放出されます。この放出された皮脂が髪と頭皮に均等に行き渡り、潤いを与えます。

皮脂には保湿効果があり、髪と頭皮を外部の刺激から守ります。一方で、過剰な皮脂生成は脂性肌や頭皮のトラブルを引き起こす可能性があります。バランスの取れたケアが重要で、正確な量の皮脂が生成されるようにすることが頭皮の健康を維持し、髪を輝かせる秘訣となります。

ヘッドスパBは消炎効果・血管収縮による充血改善効果を持ち、血管透過性亢進を抑えて止血します。血管透過性亢進とは、炎症が引き起こす血管の通過性や浸透性の増加で血管壁から血液成分や他の物質が漏れやすくなる現象です。

【効果例1】

トウガラシや胡椒などのピリ辛の香辛料や、肉・油の摂り過ぎで、血液に熱がこもって血流が激しくなり過ぎ、弱い血管を突き破って出血したときの次の症状に対し、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・発疹
・皮下出血

【効果例2】

血液不足や水分不足を伴うときには、血液を補う生薬や身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

頭皮のカラーパレット:メラニンの神秘と髪の自然な色合い

頭皮におけるメラニンの分布には個人差がありますが、一般的には毛母細胞で生成され、毛髪の中に均等に分布しています。メラニンは髪の色を決定し、頭皮の毛包で色素細胞によって生成されます。この色素細胞は毛包の周囲に存在し、メラニンが生成されると毛根を通じて毛髪に供給されます。

メラニンの種類によって髪の色が異なり、黒、茶、赤などの色調が生まれます。頭皮のメラニン分布が均等であることによって、髪は自然な色合いを保つことができます。個人差はありますが、加齢とともにメラニンは減少し、白髪が現れるのが一般的です。

ヘッドスパCの効果

ヘッドスパCの主な効果は、次の5つに分けられます。
①血液不足を補う効果
②水分や血液を補給してエネルギーを作り、骨を丈夫にする効果
③熱を冷ます効果
④喉(のど)の渇きを改善する効果
⑤血液の熱を冷まし、止血する効果

①から順に効果を詳しく見ていくことにいたしましょう。

①血液不足を補う効果

ヘッドスパCは、血液が不足している状態に広く使用します。漢方薬ヘッドスパでも、体内のエネルギーと栄養を整えるときの大切な要素です。

【効果例1】

肝臓を流れる血液が不足し、次の症状が現れている時には、気、血液、水分など身体で必要とされるものを補う漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・顔色や皮膚につやがない
・頭のふらつき
・目がかすむ
・手足のしびれ感
・筋肉のひきつり
・月経過少

【効果例2】

心臓を流れる血液が不足し、次の症状が現れている時には、気、血液、水分など身体で必要とされるもの、特に気と血液を中心に補う漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・不安
・焦躁感(物事が思い通りにいかずに、あせったりイライラする感情)
・眠りが浅い
・睡眠時に夢を多く見る
・動悸

【効果例3】

肝臓の血液不足が進行し、正常な筋肉の働きや肌の状態を維持できなくなり、次の症状が現れている時には、気、血液、水分など身体で必要とされるもの、特に気と血液を中心に補う漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・かゆみ
・皮膚の萎縮やあかぎれ
・細かい落屑(皮膚がボロボロと剥がれ落ちる)

頭皮の建築士:線維芽細胞の不可欠な役割と頭皮構造の維持

頭皮の線維芽細胞は、結合組織の形成と維持に重要な役割を果たしています。まず、コラーゲンやエラスチンといった結合組織の主要な構成要素を生成し、頭皮の強度と柔軟性を確保する役割を担っています。また、損傷が生じた際には修復プロセスを促進し、組織の再構築を支えます。

さらに、血管の形成にも関与し、頭皮に酸素や栄養を供給する働きをサポートします。頭皮の健康と正常な構造の維持するためには、線維芽細胞が適切に機能している必要があります。

②水分や血液を補給してエネルギーを作り、骨を丈夫にする効果

ヘッドスパCは、身体に水分や血液を補給してエネルギーを作り、骨を丈夫にする効果を持っています。そのため、肝臓や腎臓が水分不足に陥ったときには高頻度で使用します。

【効果例1】

腎臓のエネルギー不足で、次の症状が現れている時には、腎臓にエネルギーを補給し、栄養を与えることによって身体の強化を促す漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・腰や膝に力がなくだるい
・記銘力(新しく体験したことを覚える能力)の減退

【効果例2】

腎臓の水分・エネルギー不足とともに、次の症状が現れている時には、気、血液、水分など身体で必要とされるものを補う漢方薬、特に腎臓の水分不足を補う漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・のぼせ
・ほてり
・身体の熱感
・口の中が乾燥する
・のどの乾燥

【効果例3】

腎臓の水分・エネルギー不足とともに、次の症状が現れている時には、気、血液、水分など身体で必要とされるものを補う漢方薬、特に腎臓のエネルギー不足を補う漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・寒さを感じる
・手足の冷え

【効果例4】

肝臓と腎臓が水分不足で、次の症状が現れている時には、腎臓にエネルギーと血液を補給し、肝臓のオーバーヒート状態を改善する漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・頭のふらつき
・目がかすむ
・耳鳴り
・筋肉のけいれん

【効果例5】

心臓と腎臓が水分不足で熱を持ち、次の症状が現れている時には、腎臓の水分不足を補い、心臓に血液を補給し、心臓に生じた過剰な熱を冷ます効果を持つ漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・眠りが浅い
・睡眠時に夢を多く見る
・動悸
・不安感

【効果例6】

肺と腎臓が水分不足で熱を持ち、次の症状が現れている時には、肺を潤す生薬、咳を鎮める生薬、気・血液・水分など身体で必要とされるものを補う漢方薬、特に腎臓の水分不足を補う漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・乾いた咳
・吸気性の呼吸困難

頭皮の浄化システム:リンパ管の重要な役割と頭皮の健康維持

頭皮のリンパ管は頭の重要な浄化システムで、老廃物や不要な液体を体外に排泄しています。リンパ管は頭皮組織から浸透圧や外部の圧力により溜まった液体を受け取り、リンパ節を経由して浄化されます。これにより、頭皮の浮腫や炎症が軽減され、健康的な状態を維持しています。

リンパ管の流れが滞ると、頭皮に不要な液体や老廃物が蓄積し、頭皮の不快感やトラブルの原因となります。適切にリンパ液が流れていることによって、髪の成長環境や頭皮の健康が保たれています。漢方薬ヘッドスパは、リンパ管の正常な働きを促進し、髪と頭皮に良い影響を与えます。

③熱を冷ます効果

ヘッドスパCには、熱を冷ます効果、水分を補給し、身体や口の中を潤わせて喉(のど)の渇きを改善する効果があります。

【効果例1】

肝臓と腎臓が水分不足となり、過剰な熱を帯びることによって次の症状が現れている時には、栄養や水分などの体内物質の不足の結果として生じた熱を冷ます生薬、腎臓が持つ熱を冷ます力を引き出す生薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・のぼせ
・熱感
・ほてり
・口の中が乾燥する
・喉(のど)の痛み
・寝汗

【効果例2】

肺と腎臓が水分不足となり、過剰な熱を帯びることによって次の症状が現れている時には、水分不足によって生じた熱を冷ます漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・乾いた咳
・喀血(肺、気管、気管支からの出血)

【効果例3】

高熱が持続して脱水・栄養不良に伴う次の症状が現れている時には、身体内部の熱を冷ます効果・熱が過剰な状態を改善する効果・体内に入った毒の作用を除く効果・熱で出血しやすい状態を改善する効果を持ち、体内の熱による障害を取り除く漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・意識障害
・うわごと
・眠ることができずに何度も寝返りを打つ

頭皮の新生:角質細胞の新陳代謝がもたらす健康な頭皮の秘密

頭皮の角質細胞は新陳代謝を繰り返し、絶えず生まれ変わっています。最も内側の基底層で細胞が分裂し、新しい角質細胞が生成されます。これらの新しい細胞は頭皮表面に向かって移動し、途中で硬化した後に角質化します。

最終的に、頭皮の表面に到達した角質細胞は古くなり、自然に剥がれたり髪を洗ったときに取り除かれます。このプロセスにより、頭皮は常に新しい細胞に生まれ変わり、健康な状態を維持しています。

漢方薬ヘッドスパは、角質細胞の正常な新陳代謝をサポートし、頭皮の健康を促進します。

④喉(のど)の渇きを改善する効果

ヘッドスパCには、水分を補給し、身体の熱を冷ます効果や軽く口の中を潤わせて喉(のど)の渇きを改善する効果があります。

【効果例1】

熱によって生じた体内の水分と血液の不足が解消した後に残る次の症状が現れている時には、口の中を潤わせて喉(のど)の渇きを改善する漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・口渇
・のどの乾燥
・微熱

【効果例2】

身体に過剰な熱がこもっている状態で、次の症状が現れている時には、消炎効果、解熱効果、鎮静効果を持ち、腸の蠕動運動を促進することによって腸管内の腐敗物を排泄する生薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・高熱
・腹痛
・便秘
・口の中や唇(くちびる)の乾燥

頭皮の守護神:脂肪組織の重要な役割と健康な頭皮の維持

頭皮には脂肪組織が存在し、重要な機能を果たしています。この脂肪組織は外部からの衝撃を吸収し、頭皮をクッションとして機能させ、頭部を保護します。また、温度調節機能の役割も担い、熱さ寒さから髪や頭皮を守ります。

さらに、脂肪は頭皮の表面に潤いを与え、髪にツヤをもたらす働きもしています。頭皮の脂肪組織が適切に分布し、適量であることは、健康な頭皮と髪の状態を維持するために必要です。

漢方薬ヘッドスパは、脂肪組織の適切な機能を促進し、頭皮と髪の美しさをサポートいたします。

⑤血液の熱を冷まし、止血する効果

ヘッドスパCには、過剰に熱を帯びた血液の熱を冷まし、止血する効果があります。

【効果例】

血液が過剰に熱を帯び、次の症状が現れている時には、血液の過剰な熱を冷まし、細い血管のつまりを取る生薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

・出血
・発疹

頭皮のリズム:ヘアサイクルの理解と健康な髪の育成

頭皮のヘアサイクルは、髪の成長、休止、脱落といった周期的な過程です。成長期では毛根が新しい髪を生成し、頭皮表面に押し上げられます。休止期では髪は成長を停止し、最終的に脱落します。

ヘアサイクルは、頭皮全体で同時に進行することはなく、それぞれの毛髪が異なる段階にあることが一般的です。ヘアサイクルを理解することは、髪の健康を維持するための大切な要素です。

漢方薬ヘッドスパは、適切なヘアサイクルの維持と頭皮のトラブル予防をサポートいたします。

ヘッドスパDの効果

ヘッドスパDの主な効果は、次の3つに分けられます。
①気の流れを調整し、自律神経のバランスを整える効果
②放熱による軽度の発汗効果
③肝臓の気の力を高める効果

①から順に効果を詳しく見ていくことにいたしましょう。

①気の流れを調整し、自律神経のバランスを整える効果

肝臓は、全身の正常な機能を維持するために気の流れを調節し、感情のコントロールにも深く関与しています。肝機能に障害が起きると、気の循環が妨げられ、精神的なストレスから生じる様々な症状が現れることがあります。ヘッドスパDは、気の流れを調整し、自律神経のバランスを整える作用があるため、以下のような症状に対する改善効果が期待されます。

【効果例1】

精神的ストレスによる次の症状に対し、固くなった肝臓に血液を補充する生薬や気を巡らせる生薬をヘッドスパDに加え、漢方薬ヘッドスパを行います。

・抑うつ感
・持続的な緊張感
・イライラ感
・ため息
・胸脇部の脹った痛み

【効果例2】

精神的ストレスによる次の症状に対し、気を巡らせる生薬、血流を改善する生薬をヘッドスパDに加え、漢方薬ヘッドスパを行います。

・胸脇部の痛み
・いつも、お腹が張っている感じがする。
・月経痛
・腰痛

【効果例3】

肝機能の不調により、気の循環が妨げられ、熱症状が激しくなった時に生じる次の症状に対し、熱を冷ます生薬をヘッドスパDに加え、漢方薬ヘッドスパを行います。

・イライラ感
・怒りっぽい
・目の充血
・頭痛
・口の中が苦く感じる

【効果例4】

肝機能の不調による消化器バランスの乱れや血液不足で生じる次の症状に対し、水分代謝を改善する生薬、血液不足を補う生薬をヘッドスパDに加え、漢方薬ヘッドスパを行います。

・食欲不振
・泥状便
・元気が出ない
・顔色が悪い
・月経不順

循環のリズム:頭皮の毛細血管が奏でる血流の調和

頭皮の毛細血管は、収縮と拡張によって血流量をコントロールしています。収縮時には、毛細血管の血管壁が収縮し、血流量が減少します。これにより、体温の維持や外部環境への対応が可能となります。

一方、拡張時には血管が広がり、血液の流れが増加します。これによって酸素や栄養の供給が増加し、頭皮や髪に必要なものが効果的に提供されます。

この収縮と拡張の調整は、毛細血管の健康維持と頭皮機能を正常に保つために重要です。適切な血流量を維持することは、頭皮の健康を促進し、髪の成長環境の最適化につながります。

②放熱による軽度の発汗効果

ヘッドスパDは、熱を冷ますことによる消炎効果・解熱効果、放熱による軽度の発汗効果を持ち、さらに、肝臓の気の流れを整えることによって自律神経のバランスを整えます。

ⅰ)発熱性・炎症性の病気が進行する過程で、病邪が身体の中に侵入し、奥に入り込もうとしている途中の段階で生じる次の症状に対し、発汗により放熱する生薬、お腹の調子を整える生薬、気を補う生薬をヘッドスパDに加え、漢方薬ヘッドスパを行います。

・往来寒熱
・発熱
・胸脇部の張った痛み
・食欲不振
・胸苦しく感じる
・吐き気
・口の中が苦く感じる
・のどの乾燥感
・めまい

【効果例1】
上記症状に加え、病邪(病気を引き起こす原因)が口、鼻、皮毛から体表部に侵入したときには、発汗効果によって体表の病邪を追い出す漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

【効果例2】

上記症状に加え、外から入った病邪(病気を引き起こす原因)が身体の奥に入り込み、胃腸を熱して高熱・口渇・腹痛・便秘などの症状が現れたときには、熱を冷ます漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

【効果例3】

上記症状に加え、神経過敏の状態で、驚きによる激しい動悸を繰り返したり、不安を強く感じたりするときには、不安症状を落ち着かせる漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

【効果例4】

上記症状に加え、口や喉(のど)が激しく乾いたり、腹痛を伴うときには、身体を潤す漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

【効果例5】

上記症状に加え、呼吸困難の咳を伴うときには、気管支の緊張を和らげる生薬、鎮咳効果を持つ生薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

【効果例6】

上記症状に加え、水分代謝の異常や下痢を伴うときには、体内に停滞した粘り気を持つ水分を除去する作用を持つ漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

【効果例7】

上記症状に加え、体内に粘り気を持つ水分が停滞したときには、この水分の除去効果を持つ漢方薬を配合し、漢方薬ヘッドスパを行います。

ⅱ)ヘッドスパDは、過剰な熱を冷まし、肝臓・胆のうにおける気の流れを整える効果を持ち、膵臓、胆のう、膵臓の炎症などに使用することがあります。

ⅲ)皮膚化膿症に対しては、過剰な熱を冷ます生薬、体表の病邪を体外へ追い出す生薬をヘッドスパDに加え、漢方薬ヘッドスパを行います。

髪の誕生:頭皮の奥深くで繰り広げられる毛母細胞の細胞分裂と成長のプロセス

頭皮で髪が生える仕組みは、毛母細胞と細胞分裂の連鎖的なプロセスに基づいています。毛母細胞は毛包内に存在し、この細胞が分裂を繰り返すことで新しい細胞が生まれます。

これにより、頭皮の深いところで新しい髪が形成されます。成長期にある毛母細胞は毛乳頭と呼ばれる組織と連携し、血液から酸素や栄養を得て髪を作ります。新しい髪は頭皮表面に押し上げられ、成長していきます。

一方で、成長が停止し休止期に入ると、毛包内での細胞分裂が一時的に停止します。その後、再び成長期に移行し、新しい髪が生え続けるサイクルが繰り返されます。

頭皮の健康状態、栄養、ホルモンバランスは、髪の成長に影響を与えます。

③肝臓の気の力を高める効果

ヘッドスパDは、肝臓の気の力を高めることによって、起立性失調や内臓下垂に使用することがあります。

ヘッドスパEの効果

ヘッドスパEの主な効果は、次の3つに分けられます。
①高熱を冷ます効果
②熱性の痰を減らし、上腹部のつかえを取る効果
③胃腸の炎症を鎮める効果

①、②、③の順に効果を詳しく見ていくことにいたしましょう。

①高熱を冷ます効果

ⅰ)ヘッドスパEには、消炎効果・解熱効果・鎮静効果があります。特に、心臓・胃・肝臓が高熱を持っている時に強い効果を発揮します。

【効果例1】

外気の影響により発熱し、熱が頭に影響を及ぼす次のような症状

・意識障害
・うわごと

【効果例2】

心機能が過亢進して熱を帯びる次のような症状

・焦躁感(物事が思い通りにいかずに、あせったりイライラする感情)
・不眠
・胸部が暑苦しい
・動悸
・口内炎

【効果例3】

強いストレスや起伏の激しい感情によって肝臓を流れる気の動きが悪くなり、熱を帯びた時に生じる次のような症状

・頭痛
・耳鳴り
・目の充血
・イライラ感
・ヒステリー
・ふらつき
・ろっ骨の下に張るような痛み
・口の中が苦く感じる

【効果例4】

辛い物やアルコール類の摂り過ぎなどによって胃に熱がこもり、その働きが低下した時に生じる次のような症状

・歯痛
・歯ぐきの腫(は)れや痛み
・口臭

ⅱ)ヘッドスパEには、消炎効果・抗菌効果・解熱効果・化膿の抑制効果などがあります。

【効果例1】

身体に熱が滞り、毒性を持った時に生じる次のような症状

・意識障害
・うわごと
・発汗

【効果例2】

皮膚が化膿している時に生じる次のような症状

・発赤
・熱感
・疼痛

ⅲ)ヘッドスパEには、消炎効果・血管収縮効果があるため、炎症により血管から血液が漏れやすくなったために生じる出血を止める働きをします。

【効果例】

肉や油、または、唐辛子のような辛味の強い香辛料を摂り過ぎると、血液は過剰な熱を帯びることがあります。これによって血流が激しくなり、弱い血管が破れて出血した時に生じる次のような症状

・勢いのある鮮紅色の出血
・発疹
・皮下出血
・不正性器出血

年齢と髪の太さ:頭皮の毛球変化と髪のトランジション

頭皮の毛球は年齢とともに変化し、これが髪の太さに影響を与えます。若い頃は毛球が元気で、髪は太くて丈夫ですが、年齢が進むにつれて毛球の活力が低下し、髪の太さが減少します。

これは毛母細胞の減少や髪の生長サイクルの変化に起因しています。また、頭皮の血行不良やホルモンの変動も影響を与え、薄毛や抜け毛の原因となります。遺伝的な要因も髪の太さに影響を与え、個人差が見られます。漢方薬ヘッドスパは、毛球の健康をサポートし、髪の太さを維持する助けとなります。

②熱性の痰を減らし、上腹部のつかえを取る効果

ⅰ)ヘッドスパEには、高熱を冷まし、粘り気のある水分を取り除く効果があります。

【効果例1】

黄色く粘り気のある痰が出る時に生じる次のような症状

・咳
・胸の痛み
・のどの痛み

【効果例2】

暴飲暴食による栄養過剰が水分代謝の乱れを誘い、熱と粘り気を持った水分が上半身の健康を害した時に生じる次のような症状

・めまい
・吐き気
・嘔吐
・不眠
・胸苦しく感じる
・口の中に粘り気を感じる

ⅱ)ヘッドスパEには、熱を冷ます効果と上腹部のつかえを取り除く効果があります。

【効果例】

上腹部が熱を持ち、下腹部が冷えた時の次のような症状

・吐き気
・嘔吐
・お腹がゴロゴロ鳴る
・腹痛
・下痢

③胃腸の炎症を鎮める効果

ヘッドスパEは、消炎効果・抗菌効果・解熱効果・鎮静効果に加え、液体がしみ出てくるような炎症を抑制する効果を持つため、水分代謝バランスが乱れた時に生じる熱性の炎症に使用します。特に胃腸の炎症に頻用します。

【効果例1】

水分代謝バランスが乱れ、身体に熱がある時の次のような症状

・発熱
・頭痛
・胸苦しく感じる
・身体が重く感じる
・吐き気
・腹痛
・下痢
・尿の色が濃い

【効果例2】

大腸に熱があり、水分代謝バランスが乱れている時の次のような症状

・悪臭のある下痢
・腹痛
・便意はあっても便が出ない状態

【効果例3】

胃腸に熱があり、水分代謝バランスが乱れている時の次のような症状

・吐き気
・嘔吐
・下痢
・いつも、お腹が張っている感じがする。

ヘッドスパFの効果

ヘッドスパFの主な効果は、次の2つに分けられます。
①下腹部の不調を回復する効果
②高体温に伴う不快感を緩和する効果

①、②の順に効果を詳しく見ていくことにいたしましょう。

①下腹部の不調を回復する効果

ヘッドスパFは、解熱効果・消炎効果・抗菌効果を有します。特に、液体がしみ出てくるような炎症を抑制する効果が非常に高く、下腹部の不調を回復するために使用されます。

【効果例1】

大腸に熱があり、水分代謝バランスが乱れている時の次のような症状

・下痢
・悪臭のある膿血便
・腹痛
・便意はあっても便が出ない状態

【効果例2】

膀胱に熱があり、水分代謝バランスが乱れている時の次のような症状

・排尿時に痛みがある
・排尿に困難を伴う
・尿が濁っている

【効果例3】

熱と水分代謝バランスの乱れにより、生臭く黄色いおりものがある状態

【効果例4】

熱があり、水分代謝バランスが乱れ、黄疸が現れている時の次のような症状 

・身体が熱く感じる
・首から頭にかけて汗をかく

【効果例5】

熱を帯びた粘り気のある水が身体の中に蓄積した時に現れる次のような症状

・炎症などが原因で足が腫(は)れる
・発赤
・身体が熱く感じる
・疼痛
・しびれ
・運動障害

【効果例6】

炎症による湿疹で、ジュクジュクとした液体が出てきたり、水疱を形成する時に使用します。

②高体温に伴う不快感を緩和する効果

ヘッドスパFには、体内の炎症を鎮め、過剰な熱を調整する効果があります。この効果によって、熱性疾患や高体温に伴う不快感を緩和するのに役立ちます。また、ヘッドスパFは清熱涼血の作用も持ち、体内の熱による出血傾向を和らげ、血液の温度を調節します。特に、出血傾向のある状態を改善する効果が期待できます。

ⅰ)栄養物質、体液、精気の不足が生じると、熱を冷ます機能が弱まり、熱が上がることがあります。このような時に熱を冷ます効果を持つヘッドスパFを使用します。

【効果例】

基本的なエネルギー貯蔵庫である腎臓で、栄養不足、エネルギー不足、体液不足が生じ、熱を冷ます機能が弱まり、熱が上がった時の次のような症状

・身体の熱感
・手の平、足の裏のほてり
・のぼせ
・寝汗
・のどの乾き

ⅱ)消炎・解熱・鎮静・化膿の抑制効果

【効果例1】

体内に熱がこもることによって生じる皮膚化膿症

【効果例2】

・頭痛
・イライラ感
・怒りっぽい
・耳鳴り
・ろっ骨の下が張って苦しい

ⅲ)消炎・血管透過性の抑制・血小板保護などの効果

【効果例1】

血液が炎症、感染、発熱などの要因によって加熱され、通常より高温となった時の出血

【効果例2】

・おりものに血液が混在
・月経時以外の性器出血

多岐にわたる漢方薬ヘッドスパの効果:癒しと調整で快適な日常生活をサポート

今回は頭痛に対する効果がテーマですが、その他にも漢方薬ヘッドスパの効果は多岐にわたります。髪や頭皮の健康だけでなく、全身に働きかけて身体のバランスを整え、快適な日常生活を送れるようサポートいたします。以下に効果の一例をご紹介いたします。

効果例1

頭痛、頭重、めまい、立ちくらみ、目の疲れ・かすみ・乾燥・充血・痛み、耳のふさがり感、聴力低下、耳鳴り、慢性鼻炎、蓄膿症、嗅覚障害、嗅覚異常、喉のふさがり感

効果例2

気管支喘息、慢性気管支炎、咳

効果例3

動悸

効果例4

精神不安、不眠症

効果例5

産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、産後の体力低下、つわり、月経不順、更年期障害、貧血、冷え性

効果例6

病後・術後の体力低下・衰弱、寝汗、息切れ、疲労倦怠感、軽い尿漏れ、夜尿症、むくみ

効果例7

湿疹・皮膚炎、皮膚の荒れ、かゆみ、いぼ、にきび

効果例8

急・慢性胃炎、神経性胃炎、胃痛、腹痛、胃腸虚弱、食欲不振、夏やせ、慢性下痢、便秘

効果例9

腰痛、下肢のしびれ・痛み、四十肩、五十肩、神経痛、関節痛、筋肉のけいれん、こむら返り、筋力低下、寝違え、筋肉痛、肩こり

漢方薬ヘッドスパ:熱感頭痛の改善を目指す漢方薬とメディカルアロマのヘッドスパ

外気温が高いことによって生じる熱感頭痛に対し、漢方薬ヘッドスパでは、次のような効果を持つ生薬と薬学的観点から選び抜いたメディカルアロマ精油を使用します。

ヘッドスパAの主な効果

①体内の火照りや熱さを和らげる効果
②過剰な熱を冷まし、乱れた水分代謝を整える効果
③解熱性の血管収縮効果

ヘッドスパBの主な効果

①熱による炎症の抑制効果
②熱による出血傾向を和らげる効果

ヘッドスパCの主な効果

①血液不足を補う効果
②水分や血液を補給してエネルギーを作り、骨を丈夫にする効果
③熱を冷ます効果
④喉(のど)の渇きを改善する効果
⑤血液の熱を冷まし、止血する効果

ヘッドスパDの主な効果

①気の流れを調整し、自律神経のバランスを整える効果
②放熱による軽度の発汗効果
③肝臓の気の力を高める効果

ヘッドスパEの主な効果

①高熱を冷ます効果
②熱性の痰を減らし、上腹部のつかえを取る効果
③胃腸の炎症を鎮める効果

ヘッドスパFの主な効果

①下腹部の不調を回復する効果
②高体温に伴う不快感を緩和する効果

POINT

私たちが行っている漢方薬ヘッドスパは、ヘッドスパA〜Fの様に各症状に合わせた生薬を効果的に組み合わせ、身体が元々持っている「自然治癒力」を高めることによって様々な体調不良の改善を目指すヘッドスパです。