脳血管性認知症と漢方薬アロマタッチによる対応策

脳血管性認知症とは
脳血管性認知症は、脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血などの脳血管障害によって発症する認知症です。その数はアルツハイマー型認知症の次に多く、認知症全体の約20%を占めています。また、発症比率は男性の方が高いという特徴を持ち、若い世代でも発症することがあります。脳血管性認知症では、中核症状、心理症状、行動症状が見られます。
中核症状とは、脳細胞の死滅や脳機能の低下により、計画的な行動が出来なくなる実行機能障害、失認・失行・失語といった高次脳機能障害のことです。さらに、積極的に行動できなくなるアパシーや喜びの感情が欠如するうつ症状、無為・無反応などが現れます。せん妄を合併することが多く、暴言や幻覚を生じることもあります。
経過は特徴的で、階段状に進行し、記憶障害よりも先に意欲の低下が現れます。原因となるのは脳血管障害で、動脈硬化、高血圧、脳梗塞などが深く関係します。高血圧が持続すると、ラクナ梗塞やビンスワンガー型認知症を発症する可能性が高まります。治療では、血流の回復を目的として血栓溶解薬が用いられます。認知機能改善薬も有効だといわれます。
脳では1日当たり7gのゴミが溜まるといわれ、認知症に深い関係があることがわかってきました。私たちは、脳のゴミを排泄する頭蓋仙骨療法、漢方薬、アロマシャワー、温泉療法を融合した漢方薬アロマタッチによって快適な日常生活を送れるようになることを目指しています。認知症への対応策のひとつとしてお考えいただければ幸いです。
このページは医薬関係者への情報提供を目的としています。
薬剤師・美容師の資格を所有しています。幼少時より自然食品を中心とした生活を送る中で食事の大切さを学び、その後、漢方薬を学びました。日々、苦痛が少なく効果が大きい健康法の開拓に努めています。