認知症の種類と症状および漢方薬アロマタッチによる対応策

認知症 種類 症状

4種類の認知症

認知症は主に、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭葉変性症の4種類に分類することができます。その中で最も多いのが脳の神経細胞が失われるアルツハイマー型認知症で、認知症全体の約半数を占めています。もともと日本で多数を占めていた脳血管性認知症は、生活習慣病の対策をしてきた結果として現在は減少傾向にあります。

ただし、他の種類の認知症と合併することも多く、その影響力が小さいとは言えません。その反対に、患者数が増加しているのがレビー小体型認知症です。1996年に診断基準が確立された新しい種類の認知症です。これまでアルツハイマー型認知症と診断されていた人の中にもレビー小体型認知症が含まれていたのではないかと考えられ、今後もさらに患者数が増加すると見込まれています。

前頭側頭葉変性症では、前頭葉、側頭葉が強く障害を受けます。この中で特に多いといわれるのが人格変化を特徴とする前頭側頭型認知症です。これら4種類の認知症は症状が重複することも多く、別種類の認知症の症状に移行することもあるため、注意が必要です。

認知症の症状の種類

認知症の症状は、中核症状と周辺症状のふたつに分類することができます。中核症状とは、脳の器質的な障害によって現れる症状で、認知症では必ずいずれかの症状がみられます。ただし、軽度で目立たない場合や、周辺症状の前景化によって気付きにくいこともあります。代表的な中核症状は、出来事や経験を忘れてしまう「記憶障害」です。

記憶障害は、アルツハイマー型認知症のほぼ全ての人で認められ、認知症の進行とともに悪化していきます。この他にも、日時や場所を把握することが出来なくなる「見当識障害」、物事を計画的に実行するのが困難になる「実行機能障害」などがあり、認知症の種類によって症状は異なります。

周辺症状は、中核症状に付随して起きる二次的な症状のことで、行動症状と心理症状に分けることができます。うつ、アパシー、徘徊などがあり、これらは行動・心理症状あるいはBPSDと呼ばれます。周辺症状の場合は、中核症状と違って認知症になると必ず症状が現れるというわけではありませんが、症状によっては介護者に強いストレスがかかる場合があります。

前頭側頭型認知症で起きる暴言や暴力は、その代表的な例です。この症状が起きる原因は、神経伝達物質の異常などによって、エネルギーが過剰・過活動になるためだといわれています。また、アルツハイマー型認知症では、徘徊や迷子の他、自分で片づけたものを他人に盗まれたと思い込む「物盗られ妄想」も多発します。

認知症の原因物質を排泄

成人の脳では、1日に約7gのタンパク質のゴミが作られています。この脳のゴミが適切に排泄されずに脳に蓄積すると、健康を損なう可能性が高まるといわれています。認知症の原因物質として疑われるアミロイドβも脳で生じるゴミの一種です。

通常、これらのゴミはグリンパティックシステムと呼ばれる脳のクリーニングシステムによって処理されていますが、ここに何らかのトラブルが生じるとゴミは脳に蓄積されることになります。最新の研究では脳のゴミの蓄積が認知症と深い関わりを持っているといわれます。このことからも脳のゴミを適切に排泄することは、有効な認知症対策であると考えられます。

認知症の原因物質が排泄される仕組み

私たちは食べ物から栄養を摂取し、体にとって不要なものをゴミとして排泄します。一般に、私たちの体内で生じたゴミ(不要な物質)は腎臓や肝臓で処理されて体外へ排泄されます。その過程では、リンパ系が大切な役割を果たします。体中に張り巡らされたリンパ系が様々な組織で生じたゴミを回収し、細い導管→太い導管→血管の順に流し込み、ゴミを腎臓や肝臓へと運搬します。

では、脳で生じるゴミはどうでしょうか?昔は、脳は特別な組織で脳で生じたゴミは脳内で全て処理されていると考えられていました。しかし、近年の研究によって脳にもゴミを回収する仕組みが備わっていることがわかりました。脳の血管は「血管周囲腔(けっかんしゅういくう)」に囲まれています。血管周囲腔内には脳脊髄液(のうせきずいえき)という液体が流れ、その外側は「アストロサイト」と呼ばれる支持細胞とつながっています。

脳で生じたゴミは脳脊髄液中に流れ込み、アストロサイトを通じて静脈内に送られて腎臓や肝臓で処理されます。この仕組みを「グリンパティックシステム」といいます。認知症の人の脳ではグリンパティックシステムが正常に機能することができずに、認知症の原因物質といわれるアミロイドβやタウタンパクといった脳のゴミが脳内に蓄積し、記憶が失われていくのではないかといわれています。

脳のデトックスシステムを活性化する治療法

グリンパティックシステムは、近年になって明らかにされた脳のデトックスシステムです。しかし、この存在は以前より予見され、手術中に、時折、脳で生じたゴミの排泄ルートである脳脊髄液の流れ方に異変が起きることに気付いた医師がいます。

この医師は、脳脊髄液の流れに異常が生じると記憶力・集中力の低下、頭痛、無気力、慢性疲労など様々な現象が起きることを発見し、さらに、外部からの手指刺激を用いた脳脊髄液の流動調整によって、これらの症状が治癒することを見出だしました。この手法は頭蓋仙骨療法(とうがいせんこつりょうほう)と呼ばれ、まさにグリンパティックシステムの正常化を目指す手法と考えることができます。

グリンパティックシステムの研究には、脳における水の出入り口となる「アクアポリン4」というタンパク質の発見が重要な役割を果たしましたが、アクアポリン4の働きを証明するためには脳内における水の動きを生きたまま可視化する必要がありました。当時は現在のような高度な顕微鏡技術がなかったため、世間にグリンパティックシステムの存在を広く知らしめることは難しかったのかもしれませんが、頭蓋仙骨療法における脳脊髄液の流動システムの考え方は、まさしくグリンパティックシステムそのものです。

快適な日常生活を目指す漢方薬アロマタッチ

私たちは、この手法をさらに進化させ、脳に働きかける漢方薬、大きなリラックス効果を生むメディカルアロマシャワー、様々な効能を持つ温泉療法を頭蓋仙骨療法と融合し、あらゆる角度から脳の活性化を目指す「漢方薬アロマタッチ」を開発いたしました。

漢方薬、メディカルアロマ、温泉療法、頭蓋仙骨療法をそれぞれ単独で用いるのではなく、これら全てを同時に行うことに私たちは大きな意義を見出しています。漢方薬アロマタッチでは漢方薬の使用が必要とされるため、薬剤師の資格と医薬品の取り扱い許可が必要です。また、メディカルアロマシャワーの実践には美容師の資格と美容所の許可が必要です。

私たちは、これら全ての資格と許可を所有し、みなさまに安心してご利用いただける環境を整えています。漢方薬アロマタッチは、既成概念にとらわれず、何とか認知症のお悩みを解決する方法はないかと模索した結果、ようやく辿り着いた手法です。漢方薬アロマタッチが目指すのは快適な日常生活を取り戻していただくことです。

漢方薬アロマタッチによって、同じことを繰り返し質問することがなくなった、気持ちが穏やかになり、暴言がなくなったという報告を受けています。認知症対策のひとつとしてお考えいただければ幸いです。

このページは医薬関係者への情報提供を目的としています。