レビー小体型認知症とパーキンソン病の鑑別と漢方薬アロマタッチ

レビー小体型認知症 パーキンソニズム

レビー小体型認知症では、初期から始まる心臓交感神経の変性によって心臓のMIBG(メタヨードベンジルグアニジン)集積が低下します。これは他のパーキンソニズム、遺伝性パーキンソン病、アルツハイマー病などと鑑別する際の参考になります。

MIBG集積低下とレビー小体の存在は深い関連性を持つため、MIBG集積の低下はレビー小体の存在の有無を示す指標と考えられます。さらに、αシヌクレイン凝集物は心臓交感神経変性に先立って沈着するため、αシヌクレイン凝集物と心臓交感神経変性との間には密接な関わりがあると推測できます。

レビー小体型認知症と心筋シンチグラフィー

MIBGは、ノルアドレナリンと似た構造をしています。ノルアドレナリンは交感神経終末から放出される神経伝達物質で、副腎髄質からもホルモンとして血中に分泌されます。アドレナリンと共に交感神経系を活発にして心拍数を増加させます。また、脂肪からエネルギーを放出させることによって筋肉反応の増強を行います。

ノルアドレナリンは交感神経終末で貯蔵、放出、再吸収を繰り返しますが、MIBGも同様の特性を持ちます。レビー小体型認知症を鑑別診断する際の参考として、このMIBGの特性を利用したMIBG心筋シンチグラフィーが使われることがあります。

レビー小体型認知症とMIBG集積低下

MIBG心筋シンチグラフィー検査は、心臓に供給される血液を画像化する検査薬を利用し、その検査薬の集まり方をガンマカメラという撮像装置で撮影し、診断を行う検査法です。心臓交感神経の障害を判定できることから、心疾患の局所交感神経障害、神経変性疾患にともなう自律神経障害、糖尿病性ニューロパチーの自律神経障害の評価などに使用されています。

パーキンソン病などの自律神経障害を示す疾患では、MIBGが心臓に集まらなくなることが知られているため、パーキンソン病の診断の参考にも使用されています。また、レビー小体型認知症では心臓のMIBG集積低下が起こりますが、アルツハイマー型認知症では心臓の交感神経機能に変化がみられないため、認知症の鑑別診断の参考にされることがあります。

脳では1日当たり7gのゴミが溜まるといわれ、これが認知症と深い関係があることがわかってきました。私たちは、脳のゴミの排泄調整を行う頭蓋仙骨療法、漢方薬、アロマシャワー、温泉療法を融合した漢方薬アロマタッチを行うことによって、快適な日常生活を送ることができるようになるサポートをいたします。認知症への対応策のひとつとしてお考えいただければ幸いです。

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