レビー小体型認知症の妄想と漢方薬アロマタッチによる対応策

レビー小体型認知症 妄想

レビー小体型認知症では、子供や虫などがリアルに出現する幻視が頻繁に現れたり、家の中に他人がいるなどという妄想が現れることが多々あります。また、脳幹に障害が及ぶとパーキンソン病の症状によく似たパーキンソニズムが現れます。ここでは主に4タイプの妄想について考えていきます。

レビー小体型認知症の妄想

妄想は、一次妄想と二次妄想に分けられます。一次妄想とは、統合失調症などの精神疾患に多くみられる妄想で、動機も脈絡もない事柄を確信するという特徴を持ちます。一方、二次妄想は、記憶障害によって財布の置き場所を忘れたことを「誰かに盗られた」というように、第3者から見て、その妄想が起きた理由や内容が理解できるようなものです。

認知症でみられる妄想は二次妄想です。また、認知症では、家族や介護者など身近な人を対象とすることが多いといわれます。妄想は、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症で見られますが、最も多いのがレビー小体型認知症です。レビー小体型認知症の妄想は、ドパミン神経系の異常や幻視、妄想性誤認が関与しています。

妄想の4タイプ

妄想は、物盗られ妄想、迫害妄想、嫉妬妄想、見捨てられ妄想の4タイプに分けることが出来ますが、この中で最も多いのが物盗られ妄想で、その次に見捨てられ妄想が続きます。嫉妬妄想と迫害妄想はレビー小体型認知症で見られる妄想ですが、その他の認知症で見られることはあまりありません。

物盗られ妄想

アルツハイマー型認知症に多く、初期~中期にみられます。自分の大切なもの、財布、通帳、印鑑などが盗まれたと思い込みます。記憶障害だけではなく、病識の欠如、不安などの複数の要素が関係します。特に脳室の拡大度が低い人に多いという報告があります。

迫害妄想

自分と敵対する人物・組織から危害を加えられる、貶められるという妄想です。これによって、武装したり、警察に駆け込んだりすることもあります。また、毒を盛られるという妄想から、食事や薬を拒否するという現象も起こります。

嫉妬妄想

配偶者の不貞を疑い、配偶者を攻撃することがあります。レビー小体型認知症に特有の妄想性誤認(妄想を伴う見当識障害)から、不貞の現場を見たと思い込むのです。劣等感なども一因になるのではないかと考えられています。

見捨てられ妄想

「家族に見捨てられる」と思い込む妄想です。自分の状況をある程度察することが出来るケースで認められます。自分が家族の重みになっているという認識から生じるもので、介護者を攻撃します。

脳では1日当たり7gのゴミが溜まるといわれ、これが認知症と深い関係があることがわかってきました。私たちは、脳のゴミの排泄調整を行う頭蓋仙骨療法、漢方薬、アロマシャワー、温泉療法を融合した漢方薬アロマタッチを行うことによって、快適な日常生活を送ることができるようになるサポートをいたします。認知症への対応策のひとつとしてお考えいただければ幸いです。

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