漢方薬とアロマを使った無添加の白髪染めシステム

白髪染めはしたいものの、ヘアカラー剤のアレルギーが心配で、なかなか白髪染めに踏み切れないという方は多いのではないでしょうか?そこで、私たちは安心できる白髪染めとして頭皮の炎症を起こす確率が極めて低いジアミン無添加の白髪染めを行っています。同時に抗炎症作用を持つ漢方薬とメディカルアロマを用いた頭部デトックスシステムの活用により、さらに炎症リスクを低減します。また、このシステムによって認知症の予防を目指すことも可能です。

トリートメント効果が高いジアミン無添加の白髪染めシステム

消費者庁には、日々、白髪染め等によって引き起こされる皮膚障害の報告があり、毎年、新たに約200件発症するといわれます。その多くは、カラー剤に含有するパラフェニレンジアミン、メタアミノフェノール、パラアミノフェノール、トルエン-2,5-ジアミン等に代表されるジアミン系色素を原因とするアレルギー性接触皮膚炎です。そこで私たちは、ジアミン系色素にアレルギーを持っている方でも染められるジアミン無添加の白髪染めシステムを開発いたしました。この白髪染めは、キューティクルの隙間から小さなカラー分子を浸透させることによって着色を行います。キューティクルは、毛髪表面のウロコ状の組織で一定方向に重なった層をなしています。一般的な白髪染めは、層状のキューティクルを逆立て、そこに出来た隙間に色素を流し込むという仕組みによって染色します。私たちが行っているジアミン無添加の白髪染めは、キューティクルを動かさずにカラー分子を浸透させるため、ヘアカラーアレルギーの発症確率を下げるだけでなく、毛髪にダメージを与えることもないトリートメント効果の高い白髪染めといえます。

クチナシエキスを配合した無添加の白髪染め。クチナシは古来より黄色染料として有名な植物。

クチナシは飛鳥時代から黄色染料として知られていて、沢庵(たくあん)漬や栗きんとんなど、自然の食品着色料として現在も用いられている植物です。果実が秋を過ぎても口を開けないことから「口無し」と呼ばれ、実の形が巵(さかずき)に似ているため、梔子という別名があります。私たちが行う無添加の白髪染めにはクチナシエキスが含まれています。クチナシの果実には、イリドイド配糖体のゲニポシド、ガルデノシド、カロチノイド色素のクロシン、クロセチンの他、シトステロール、ノナコサン、マンニトールなどが含まれています。近年、ゲニポシドを酵素分解して青色色素を作る原料としても利用されています。漢方ではサンシシといい、痰を排泄する作用、気持ちを落ち着かせる作用、血圧を下げる作用、抗真菌作用などを持つといわれます。

シコンエキスを配合した無添加の白髪染め。江戸紫(アッシュ系)の原料「シコン」。

シコンは東大寺、唐招提寺などが建立された天平(てんぴょう)の頃から紫色の染色に用いられ、江戸時代には江戸紫(アッシュ系)として人気を博したカラーの原料となった植物です。江戸紫は、赤みが強い京紫に対して青みが強いのが特徴です。また、京紫系には古代紫というくすんだ紫があり、それに対して鮮やかな江戸紫は今紫とも呼ばれます。私たちが行う無添加の白髪染めはシコンエキスを含有しています。シコンの成分であるシコニン、アセチルシコニンは抗炎症作用を持ち、炎症によって傷ついた組織の修復を促進します。シコンの抽出液には抗菌作用や抗浮腫作用があり、近年では抗腫瘍作用にも注目されています。漢方では、火傷や凍傷を治療する軟膏にも使用されています。

褐藻エキスを配合した無添加の白髪染め。コンブ、ワカメ、ヒジキの色素「キサントフィル」。

褐藻類は褐色藻とも呼ばれ、多量のキサントフィルを含んだ褐色を示す海藻で、コンブやワカメが属するコンブ目、ヒジキが属するヒバマタ目などがあります。私たちが行う無添加の白髪染めは褐藻エキスを含有しています。キサントフィルは葉の色素体で生合成されるカロテノイド由来の黄色の色素です。緑色のクロロフィルとともに光合成に関わる物質です。クロロフィルは秋の寒さによって変性し、葉は特有の色に変わります。植物では、キサントフィルはカロテンと共に光合成の補助色素だと考えられています。動物はキサントフィルを生合成することができないため、食物から摂取する必要があります。卵黄の黄色は摂取したキサントフィルによるものです。キサントフィルには、ルテイン、ゼアキサンチン、ネオキサンチン、ビオラキサンチン、α-クリプトキサンチン、β-クリプトキサンチンなどがありますが、褐藻類中のカロテノイドの大部分はフコキサンチンです。フコキサンチンは、褐藻やその他の不等毛藻に存在して茶色~オリーブ色を呈するとともに、葉緑体において光合成の補助色素として機能しています。また、生物がフコキサンチンを摂取したときのラットやマウスを用いた栄養学的研究が北海道大学で行われています。通常、脂肪を燃やすサーモゲニンというタンパク質は褐色脂肪細胞にしか存在しませんが、フコキサンチンを摂取することによって、太る原因となる白色脂肪細胞でサーモゲニンの発現が促され、脂肪組織における脂肪の燃焼を助けることが明らかとなりました。さらに、フコキサンチンによる抗腫瘍作用の研究が1990年頃から様々な大学研究所や食品総合研究所などで行われています。これらの研究によって、フコキサンチンがカスパーゼ-3の活性化を促し、腫瘍細胞へのアポトーシス誘導(DNA断片化)及び、抗腫瘍作用を促すことが明らかとなりました。その他、腫瘍細胞でG1期における細胞周期進行を停止させて抗腫瘍・抗細胞増殖作用を促すことや、抗血管新生活性を促すことも明らかにされています。

紅藻エキスを配合した無添加の白髪染め。赤い海藻の色素「フィコエリスリン」。

紅藻は、クロロフィルa・d、フィコシアン、キサントフィル、カロテンのほかに多量の赤色光合成色素「フィコエリスリン」を含む体色が紅色を呈する藻類です。体色が紅色のため、比較的波長の短い光線をよく吸収でき、緑藻類や褐藻類よりも深い海に生育できます。私たちが行う無添加の白髪染めは紅藻エキスを含有しています。光合成の反応にクロロフィルa は不可欠なので、褐藻や紅藻もクロロフィルa を持ちますが、フコキサンチンやフィコエリスリンの量が圧倒的に多いため、これらの藻体は黄褐色や赤色に見えます。フコキサンチンやフィコエリスリンは緑色の植物が吸収しにくい緑色の光を光合成に利用することが出来ます。このように、海中の植物だけがもつ様々な光合成色素は、陸上とは異なる水の中の光をうまく捕らえることができます。海藻の組織や細胞を壊して水または有機溶媒で抽出し、抽出物をクロマトグラフィーで分離すると、色鮮やかな光合成色素が得られます。植物や緑藻にはクロロフィルa ・クロロフィルb ・βカロテン、紅藻にはクロロフィルa ・フィコエリスリン・フィコシアニン・βカロテン、褐藻にはクロロフィルa ・クロロフィルc ・フコキサンチンというように、海藻の分類群ごとに含まれている光合成色素が異なり、海藻では光合成色素が分類基準の重要な柱として用いられています。紅藻は名前が示す通り「赤い海藻」ではありますが、黄・緑・黒など様々な色調の変化に富んだ海藻です。緑藻や褐藻では、このような色の変化はみられません。では、なぜ紅藻だけこれほどまで色彩豊かなのでしょうか?紅藻には赤色のフィコエリスリンだけでなく、青色のフィコシアニン、緑色のクロロフィルa が含まれています。深いところに生えている紅藻は赤いフィコエリスリンを豊富に持つことによって赤くなります。一方、浅瀬や干潮時に干上がる磯場に生えている紅藻には、赤よりも緑色、黄褐色、さらに黒色に近いものが多くみられます。これらは、フィコエリスリンの含有量が少ないために他の色が強調されて見えるのです。